政治・政策

民進党の黄昏

 もはや流れ解散か・・・、ともいうべき惨状は目を覆うべくもないのですが、民進党の方々はどうも勘違いが過ぎるような・・・。

 例えば、なんでも反対ばかりで政策が見えないから支持されないとの分析など勘違いの最たるものです。民進党はそんな立派な政策を掲げているのでしょうかねぇ。政策立案能力、まして実現能力が乏しいなら反対くらいちゃんとしろよと言いたいものですが。

 もっとも、それ以前に民進党に任せるなら多少問題があっても自公政権でいいやって風潮が世論を覆っているから、民進党はトンネルからぬけだせないのでしょう。だって、自民党とさほどかわらん面々、前原、細野、枝野エトセトラなら、悪いところはあれど自民党のほうが、ダメな民進党よりマシってのは当然の帰結です。

 ワルはなにかやるけれど、ダメは何もできないですから・・・。

 民主党政権時に位人臣をきわめた面々から、完全にバトンタッチされたなら、民進党にもわずかながら生き残る可能性が生まれるでしょうけれど、それより野党戦線は一度更地からやり直したほうが、より健康的ですね。

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トランプ次期大統領とTPP

 選挙の結果が気に入らないからデモをするって、自由といえば自由ですが、とても知的水準が高いとは言えませんね。トランプも相当荒っぽいけど、五十歩百歩ですね。

 さて、TPP。

 TPPはアメリカの戦略の一環だ、多国間といってもターゲットは日本だ、対米従属の日本に対等な交渉ができるのか・・・、などなどと主張なさっていた右から左までじつに多様なTPP反対論者は、アメリカの対応をどう評価するんでしょうかね。アメリカをしり込みさせるほど日本政府の交渉は水際立ってたって一人くらい褒める人がいてもいいのにねぇ・・・。

 損より得するほうがいいに決まっているけれど、グローバル経済の恩恵に浴しながら反TPPなんて通用しませんわな。その点だけで言えば日本の反対論者より、トランプのほうがよっぽど筋が通っています。自国で自己完結するのが偉大なアメリカだというわけですから。

 選挙権があっても僕はトランプには決して投票しなかったけど、かといって彼の当選を危険なポピュリズムだと評価するのは負け犬の遠吠えですらないと思いますね。大衆の心情に向き合おうともしなかった連中に、迎合したのがけしからんなどという資格などないからです。

 例えば、農業で生計をたてている農家と向き合いながらTPP反対論をぶってた人はどれくらいいるでしょうか。「農家」と向き合った人はいても「農業で食ってる農家」となれば極小じゃないでしょうか。だって専業農家の現状とまったく遊離した反対論が飛び交っていたのは事実ですから。確かに農業にとって不利な状況が、とりわけ一部の業種ではもろにかぶることは事実です。しかしそれはTPP云々以前に国内農業政策によって解決すべきもので、もしTPPで一部農家が壊滅的打撃を受けるというなら、それはこれまでの農業政策が間違っていた証左というべきなのです。

 この間のTPP反対論を専業農家の側から見つめていると、農業政策の出鱈目さをごまかす煙幕の役割を演じていたんだと体感せざるを得ません。

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「土人」なんて久しぶりに聞いたけど・・・。

 むかしむかし三里塚でも、最初は「○○してください」ではじまり、次いで「○○しなさい」だったように記憶してるけど。機動隊全般のガラが悪くなっているのか、大阪府警の部内教育がなってないのか・・・。

 もっともお上にたてつく不届き者は、彼らにとって、人ではないのかもしれません。あからさまな差別を見せられ開いた口がふさがらないところに、大阪府知事の妄言のおかげで顎がはずれそう。

 世の中は行きつ戻りつ進歩するとは思いますが、2010年代の日本は劣化の時代と評されるのでしょうね。

 

 

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小池都知事かぁ~

 大分の片田舎で限られた情報に接するだけでも、小池圧勝って雰囲気なんだけど、多少リードしてるけど競り合いの範囲みたいな報道が目立ったので、組織=票ってのは意外と有効なのかなって思ったんですけど・・・・。フタを開けたら圧勝じゃん・・・。

 ともあれ、小池氏はじめ主要三候補の主張、少なくとも都政に関する課題は誤差の範囲ぐらいの差しかなかったように思いますね。ちなみに誰も、充実させる施策のためにそれ以外のどの予算を削るかという現実問題は一言も述べてませんでした。そのあたりが大なり小なり政治はポピュリズムtという病を伴うゆえんなんでしょう。

 小池氏の勝因は、増田陣営の権力をバックにした旧態依然とした集票活動が見え見えだったこと、鳥越氏が(有権者じゃないけど僕も期待したんですが)、その主張はもちろん、身の下スキャンダルへの対応などなど、あまりに冴えなかったことかなぁ~。あれじゃあ共産党支持者で小池氏に投票した有権者も結構いるんじゃないかなあ・・・。

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参院選・各党の農業政策はどれも共感できないなぁ

 一応各党の農業政策をチェックしたのですが、おおむねやっつけ仕事の印象が濃いですね、唯一例外が共産党なのですが、現状と問題点そして取り組むべき課題は雄弁に語っているのだけれど、処方箋となるとこれといって特筆するものはありません。「新規就農者支援法」制定くらいがみるべきものでしょうか。(他党にも同様の提案があるかもしれませんが)ちなみに農協改革、農地法、農業委員会制度、米政策など、共産党の主張はそろって保守的ななものばかり。

 さて、与党はといえば、公明党は興味深い言及もないのでとりあえず自民党の農業政策をみると、「米の支払交付金が、平成30年度からの米政策の見直しにあわせ平成29年度までの時限措置となっていることを踏まえ、その財源も活用し、水田フル活用の予算は責任をもって恒久的に確保します」との記述が。

 ちなみに今年は723億計上された予算なのですが、この分の予算は恒久的に別のやり方で確保するということのようです。おそらく3078億計上した水田活用の直接支払い交付金を増やすということなのでしょうが、この交付金、飼料米・米粉用米を作れば10アールあたり最高で10万5千円、最低でも5万5千円交付するという、実に収入の9割を補てんする制度なのです。まともに米を作れば10アール当たり、せいぜい3万から4万の手取りなのに、飼料米などだとそれを超える金額が国から支払われるというもの。民主党政権の戸別所得補償はひどいバラマキだったけど、自民党もまた米の高値を維持するためならなんでもありってことなんですね。

 ひるがえって民進党。先述の米の支払い交付金(民主党時代の所得補償)が、民主党政権時1万5千円だったのが自公政権で半額になり、平成30年度廃止されるとことクローズアップ、「農業者戸別所得補償制度を法制化・恒久化すます」とのこと。恒久法をつくるのにその対象を明示してないという初歩的な問題は指摘せざるを得ませんが。

 ただし、この法が主業農家および新規就農者に対象を限定するならば、意義あるものですが、年間50万以上の売り上げがあるか単に30アール以上の農地を持っているだけでカウントされる「販売農家」すべてを対象にするつもりなら、当面政権に就く可能性は少ないとはいえ、農業をほとんどやってない人に農業政策としてカネをばらまく主張を見過ごすわけにはいきません。

 米の高値維持は農協の生命線。自公政権でも、万一民進党政権になっても、万万が一共産党政権になっても、米の高値は維持され農協は命永らえるということなのでしょうね。国民の税金をバラマキ、高いコメは消費者が負担、要は米を自給していない消費者は政権がどう変わろうと二重負担を強いられ続けるということです。

 毎度のことですが、各党の農業政策をみると、投票に行くのが億劫になることは否めません「。

 

 

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政治資金報告の本当のウソって、誰もコメントしないのかな?

 連日報道が過熱する舛添東京都知事のセコい話って、実は政治資金報告のごまかしとしては珍しいケースじゃないでしょうか?

 だいたいごまかしのパターンは二つ。ひとつめは議員了解のもと、あちらこちらからレシートを集めてきて、それらを政治活動費として名目をつけて、要は使っていないお金を使ったことにして裏金をつくるというもの。例えば独身秘書が休日使った食事代のレシートを(もちろん秘書の自腹)事務所に提供し、会議費に計上したりとかいった方法ですね。二つ目は手法は同じですが議員に内緒で秘書が勝手にやるもの。この場合裏金は秘書の余禄となります。

 なんで、このことを誰も指摘しないのか摩訶不思議です。

 舛添氏の場合、私的な費用を政治活動費にまるごと入れているのであまりにわかりやすすぎる公私混同ですが、使っていないお金を使ったことにするというウソが政治資金報告の本当の話だと思うのですが・・・。

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「さくらの木」構想ってのがあったんですね

 本日は晴天なれど、畑のコンディションは回復せず・・・。

 今朝朝刊を読んでると、民進党は参院選での野党統一名簿に不参加との小さな記事。ふうん、そんな動きがあったのかといくつか記事を検索していると、一部の野党、議員のあいだでイタリアの「オリーブの木」にならって「さくらの木」と名付けた野党統一名簿構想があったんだそうですね。それだったらわざわざ民進党なんてこしらえることはなかったのにと思うのですが、民進党の一部議員に参画しようという動きはあったものの、党としては不参加を確認したとのこと。当然というか自然というか・・・・。

 記事によれば、今日8日に会合を開く予定だったそうですが、延期するそうです。小政党が集まって統一名簿で選挙に臨むのも、まったく意味がないわけではありませんが、野党第一党がいなきゃ画竜点睛を欠くことは否めません。

 しっかし、なんで桜が散り始めるころに「さくらの木」なんてネーミングの構想をぶちあげたのか? 参院選の時期を考えれば「ひまわりの花」くらいのほうがよかったのにとは思いますが・・・。

 

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一本の矢だけのアベノミクス

 終日雨にて本日はお休み。

 大胆な金融政策、財政出動、成長戦略ってわざわざ三本の矢などと仰々しくいわなくても、それを完遂すればいいという点では別にアベノミクスがことさら間違いだとは思いません。というより政策の基本を並べただけなんですから、わざわざそれをアベノミクスなどとご大層に振りかざさずともいいのですけど・・・。

 さて、実態はといえば、日銀任せ。一本の矢じゃ、そりゃあうまくいくはずがありません。日銀としてはもはや持ち駒がそれしかないのですから、マイナス金利の是非を云々するなど野暮というべきでしょう。

 要は、二本め矢、財政出動がピント外れなのです。内需の喚起につながらないまま、次は本丸の成長戦略だなんて空鉄砲もいいところ。(いや、矢でしたね)

 大胆な財政出動の壁になっているのはまず霞が関の省益。一度手に入れた予算は既得権益化し、軌道修正ができない構造を温存したまま、いくら予算を膨らましてもバラまきを拡大するだけです。まさにその構造改革こそ大胆な財政出動の前提条件なのですが、自民党はやっぱり官僚依存、民進党に公務員制度の抜本改革など無理でしょうし、どうも展望はかなり暗そうです。この点に限って言えば、みんなの党、維新の会の主張はそれなりに評価できたのですが、前者は雲散霧消、後者はいつのまにやら安倍内閣の外野応援団みたいになっちゃいました。残念なことです。

 ともあれ視界不良のまま、衆参同日選に向かって、与野党ともに迷走するんだろうなぁ~。

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一面を巨人にとられた民進党

 朝日、毎日、産経ともに一面は巨人の現金授受問題。そりゃあここぞとばかりに書きますわな。おかげで割を食ったのが「民進党」。難産の末の新党名なんでしょうが、あまり明るくなさそうな未来を暗示しているようです。

 ただ、一点だけ良いことをあげるなら、党名から「民主」が消えたことでしょうか。安倍政権の支持率がまがりなりにも不支持を上回っている理由のひとつには、かつての民主党政権への回帰はまっぴらごめんだという空気が根強いことがあげられるからです。

 「民主党」についたネガティブなイメージは「立憲」をつけたくらいで払拭なんてできませんし、それだけに、とにかく新党名に「民主」という言葉さえなければ多少新鮮味が出るという程度のお話ではあるのですが、そのイメージの悪さに今更ながら気づいた民主党幹部の皆さん方の浮世離れぶりには口をあんぐり開けるしかありません。

 とりあえずは、衆参同日選(おそらくそうなると思うのですが)が終わるまでは「民進党」って政党が存在することだけは確かなようですね。

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