政治・政策

期日前投票に行ってきました。

 政治の現場から離れて久しいですが、選挙権は行使しなきゃと期日前投票へ。衆議院選挙は国民審査とセットなので棄権したことはありません。もっとも小選挙区、比例区ともに無効票を投じたことはありますが・・・。例えば「該当者なし」とか・・・。

 毎度、農業政策は各党チェックするのですが、今回は急な解散のうえ、俄普請の政党も参入してるため、やっつけ仕事的政策の羅列なのを責めるのも酷ですし、その中から農業の部分を抜き出して各党の比較をするのもさほど意味を感じませんでした。一応目は通しましたが、特筆するものはなかったですね。例えば企業以前に個人が農業に新規参入しようにもあまりにも壁がありすぎるという問題について、おおむね各党は関心なさそうですし。

 でも今回は有効票を投じました。

 「どこに入れたの?」

 「投票箱に入れました」

 ・・・寒いですね・・・

 

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内部留保課税とベーシックインカムは一応評価すべきです

 当初の勢いのまま与党に対峙するのかと思いきや、公示前に失速とは・・・。希望の党の立候補予定者、とりわけ民進党から移った方々は当てが大きく外れたと失意の方も多いのではないでしょうか。

 べつに首班指名候補がいなくったって手はあるからいいと思うんですが。例えば政策を受け入れてくれるなら他党の党首だってかまわないよって言えばいいのに・・・。

 少なくともベーシックインカムは検討すべき政策課題です。すぐ導入できるようなものではありませんから、財源問題はもちろん社会保障体系全体の作り替えにもなりますから腰を据えて検討すればいいのです。それを最初っから荒唐無稽だというのは少なくとも批判としてはフェアではないでしょう。

 内部留保課税もそう。二重課税といえばそれまでですが、好景気といいながら国内需要が伸び悩むのは、企業の収益向上に比して国民所得の伸びが低いということが要因の一つです。もし内部留保の何割かを給与引き上げとりわけ非正規雇用の待遇改善、設備投資、株主還元に使っていれば、それがすべてでないにせよ、違う様相の景気に貢献したでしょう。内部留保をやりすぎるとペナルティーを科すよくらいのことはあっていいと思うのです。むろんこれも検討課題ですが、アイデアとしては一考の余地がるのではないでしょうか。

 政策の要旨しか見てないので、全文を読めば矛盾点もあるのかもしれませんし、断定的なことは言えませんが・・・。

 いずれにせよ、かつて核武装に言及した方がトップの政党ですから、多少共感する政策があったとしても、それだけのことではあります。

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小池さんておもしろいけど怖ろしいなぁ

 雨のおかげで農閑期が数日延長。朝からテレビをつけてると、どこもかしこも小池、小池、希望の党。さすがに飽きましたね・・・。

 クモの巣のように張り巡らされたしがらみが保守の力の源泉だと思ってたけど、小池さんのいう寛容な改革保守はしがらみを打ち砕くとのこと。革新の側もあれこれの細々したしがらみに結構縛られてきたよなぁ。結局それに手をこまねいていただけに過ぎなかった僕の自省を込めた述懐ではあります。

 小池さんの発する言葉はインパクトの強さに比してなぜか深みには欠けるのですが、保守を標榜しなきゃ票にならない時代をこしらえた責任は、革新陣営、左派に属したものもまた免れ得ません。これまた自省を込めて・・・。

 ともあれ、公選法の規定もあるのであまり小細工は効かないし、この期に及べば、民進党議員、予定候補の大量離党で希望の党が膨らみ、小池さんの知事辞任総選挙出馬で、安倍か小池かの二者択一の政権選択選挙になるのかなぁ。野党サイドは希望と維新は棲み分けで共存、民進党残留組と共産党は各自にってことでしょうか。

 そもそも烏合の衆といえばそれまでですが、最大の弱点は、手代ばかりで番頭が務まる人材がいないということかな…。

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いまの政治をリセットできたらいいのですが・・・。

 言っちゃってから、リセットではさすがに若狭、細野両氏に気の毒とでも思ったのか、アウフヘーベンと一応フォローしたつもりなんでしょう。小池さんとしては・・・。

 テーゼ、アンチテーゼも両方呑み込んだらジンテーゼになって・・・。そいでもってより高次の段階に至ること、すなわちアウフヘーベン、日本語で止揚と言うんでしたよね・・・。弁証法なんて半知ですらないもんで、深く突っ込めませんが・・・。

 でも、正と反をあわせたらより高次へとは限んないような気も・・・。いろいろ合わせたら鵺になっちゃったりして・・・。

 とはいえ希望の党が解散総選挙を席巻することは間違いないでしょう。あれこれ批判にはさらされるでしょうが、既成政党の劣化を背景にしている点で、とりあえず選挙期間中さえ鮮度が落ちぬようにすれば、世評以上の票を獲得するかもしれません。

 しっかし右派はどんどん多様化していくのに、世界の趨勢なのかもしれませんが左派は衰退するばかり。さびしいものです・・・。

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「負け犬の遠吠え」-松井知事ってたまにマトモなこと言うなあ

 解散に大義がないってのは、まぁ「あをによし」「あかねさす」みたく枕詞みたいなものですが、そもそも解散権は総理の役得みたいなもので、突然の解散をけしからんというのは負け犬の遠吠えだと言ってのけた松井大阪府知事の感覚はしごくマトモですね。この御仁はほんとたまにいいこと言うんですよね。

 ともあれ、民進党の惨状をみれば、いま解散の好機だと安倍首相が判断するのはごくごく自然なことです。一度は(前身の民主党が)政権についたこともあるのだから、野にあってもつねに政権政策を明確にしておけばいいだけのことなのに、実は何にもないんですよね。もちろん内容、財源など実現のプロセスが具体的でなければ意味がありませんが、せいぜい3項目から5項目程度の、「私たちが政権を取ればこれだけはやる」ってのがあれば、他の野党に対してもそれを呑むか呑まないかで選挙協力の線引きをすればいいだけのこと。

 なんにもないから、野党間でもロクな政策合意もできないまま、それこそ大義のない野合になっちゃうんですよね。その最たるものが「棲み分け」というやつですが。

 枕詞だけならべた和歌を吟じる野党では、自民党に勝てるわけなどありません。安倍内閣不支持でも野党に投票する選択を躊躇する有権者は棄権する公算が高いでしょう。投票率が上がらない、結果浮動票とりわけ政権批判票が減る、組織票を固めれば勝てる、とおそらく安倍首相は踏んだのでしょう。

 だからどうするんだってことなんですが、いったん野党は壊滅して、更地からやり直すのが一番なのかなぁ。

 

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日本の政治も少しは健全になったのかな

 いささか牽強付会の感はあるけれど違法な手法ではないよなって程度で、一昔前なら片付いていたであろう加計学園問題。でも今回は内閣支持率を大きく左右しています。おそらく共謀罪強行採決だけでは支持率はあそこまで落ちなかったでしょう。

 個人であれ組織であれ、その要望が公共の利益にかなうものであれば、それに沿って政策を実現させることは政治の仕事です。ただ往々にして特定の個人、組織の個別利益のために影響力を行使するのが政治家の値打ちのように理解されてきたことは、決して否定できないでしょう。

 家族を特養に入れるために各級議員に口をきいてもらうってのも、そのささやかな一例です。あらゆるところにコネを持ち口利きを迅速にこなす議員が、「よくがんばってる」議員として評価されてきたのです。

 行政だって、例えば随意契約で、特定の議員の意向を一度として忖度したことがないなどと胸を張ることができる関係者がどの程度いるでしょうか。

 加計学園問題が、大問題として取り上げられたことは、「政治ってそういうものなんだ」的気分を突き破るきっかけかもしれません。この機会に議員の口利きそれ自体を制限すべきとの国民世論が湧き起こればいいのですが。

 

 

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民進党の黄昏

 もはや流れ解散か・・・、ともいうべき惨状は目を覆うべくもないのですが、民進党の方々はどうも勘違いが過ぎるような・・・。

 例えば、なんでも反対ばかりで政策が見えないから支持されないとの分析など勘違いの最たるものです。民進党はそんな立派な政策を掲げているのでしょうかねぇ。政策立案能力、まして実現能力が乏しいなら反対くらいちゃんとしろよと言いたいものですが。

 もっとも、それ以前に民進党に任せるなら多少問題があっても自公政権でいいやって風潮が世論を覆っているから、民進党はトンネルからぬけだせないのでしょう。だって、自民党とさほどかわらん面々、前原、細野、枝野エトセトラなら、悪いところはあれど自民党のほうが、ダメな民進党よりマシってのは当然の帰結です。

 ワルはなにかやるけれど、ダメは何もできないですから・・・。

 民主党政権時に位人臣をきわめた面々から、完全にバトンタッチされたなら、民進党にもわずかながら生き残る可能性が生まれるでしょうけれど、それより野党戦線は一度更地からやり直したほうが、より健康的ですね。

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トランプ次期大統領とTPP

 選挙の結果が気に入らないからデモをするって、自由といえば自由ですが、とても知的水準が高いとは言えませんね。トランプも相当荒っぽいけど、五十歩百歩ですね。

 さて、TPP。

 TPPはアメリカの戦略の一環だ、多国間といってもターゲットは日本だ、対米従属の日本に対等な交渉ができるのか・・・、などなどと主張なさっていた右から左までじつに多様なTPP反対論者は、アメリカの対応をどう評価するんでしょうかね。アメリカをしり込みさせるほど日本政府の交渉は水際立ってたって一人くらい褒める人がいてもいいのにねぇ・・・。

 損より得するほうがいいに決まっているけれど、グローバル経済の恩恵に浴しながら反TPPなんて通用しませんわな。その点だけで言えば日本の反対論者より、トランプのほうがよっぽど筋が通っています。自国で自己完結するのが偉大なアメリカだというわけですから。

 選挙権があっても僕はトランプには決して投票しなかったけど、かといって彼の当選を危険なポピュリズムだと評価するのは負け犬の遠吠えですらないと思いますね。大衆の心情に向き合おうともしなかった連中に、迎合したのがけしからんなどという資格などないからです。

 例えば、農業で生計をたてている農家と向き合いながらTPP反対論をぶってた人はどれくらいいるでしょうか。「農家」と向き合った人はいても「農業で食ってる農家」となれば極小じゃないでしょうか。だって専業農家の現状とまったく遊離した反対論が飛び交っていたのは事実ですから。確かに農業にとって不利な状況が、とりわけ一部の業種ではもろにかぶることは事実です。しかしそれはTPP云々以前に国内農業政策によって解決すべきもので、もしTPPで一部農家が壊滅的打撃を受けるというなら、それはこれまでの農業政策が間違っていた証左というべきなのです。

 この間のTPP反対論を専業農家の側から見つめていると、農業政策の出鱈目さをごまかす煙幕の役割を演じていたんだと体感せざるを得ません。

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「土人」なんて久しぶりに聞いたけど・・・。

 むかしむかし三里塚でも、最初は「○○してください」ではじまり、次いで「○○しなさい」だったように記憶してるけど。機動隊全般のガラが悪くなっているのか、大阪府警の部内教育がなってないのか・・・。

 もっともお上にたてつく不届き者は、彼らにとって、人ではないのかもしれません。あからさまな差別を見せられ開いた口がふさがらないところに、大阪府知事の妄言のおかげで顎がはずれそう。

 世の中は行きつ戻りつ進歩するとは思いますが、2010年代の日本は劣化の時代と評されるのでしょうね。

 

 

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小池都知事かぁ~

 大分の片田舎で限られた情報に接するだけでも、小池圧勝って雰囲気なんだけど、多少リードしてるけど競り合いの範囲みたいな報道が目立ったので、組織=票ってのは意外と有効なのかなって思ったんですけど・・・・。フタを開けたら圧勝じゃん・・・。

 ともあれ、小池氏はじめ主要三候補の主張、少なくとも都政に関する課題は誤差の範囲ぐらいの差しかなかったように思いますね。ちなみに誰も、充実させる施策のためにそれ以外のどの予算を削るかという現実問題は一言も述べてませんでした。そのあたりが大なり小なり政治はポピュリズムtという病を伴うゆえんなんでしょう。

 小池氏の勝因は、増田陣営の権力をバックにした旧態依然とした集票活動が見え見えだったこと、鳥越氏が(有権者じゃないけど僕も期待したんですが)、その主張はもちろん、身の下スキャンダルへの対応などなど、あまりに冴えなかったことかなぁ~。あれじゃあ共産党支持者で小池氏に投票した有権者も結構いるんじゃないかなあ・・・。

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