農業

開墾パート2

 今度あらたに借り受けることになった畑は、1年以上雑草が生い茂っていたのですが、前に借りていた方がトラクターで鋤いてくださったので、手間いらずでした。

 が、畑の一辺約30メートルほどU字溝が完全に埋まっていたので、スコップと鍬でえっちらおっちら土をかき出すことに。深いところでは1メートルほど埋まっているところもあり、結構重労働。休み休みしながら半日がかりで溝の掘削を完了。

 まぁ今日はえらく寒かったので、ちょうどいい運動になりました。

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豚ぷん散布

 近所の養豚場で1トン積み込むとそのまま畑へ直行、バケツと一輪車でえっちらおっちら豚ぷん散布開始。それと軌を一にするように、後ろに連結した台車に堆肥を満載(牛ふんか豚ぷんか鶏ふんのどれか)したトラクターがわが畑横を軽快に走り去ってゆきました。

 トラクターは、後ろのパーツを付け替えることができるので用途は多様なんですが、先の場合、台車に噴霧器がついていて堆肥を散布する仕組みになっています。これだと1トン撒くのに5分くらいで済んじゃいます。一方、一輪車&バケツ組は同じ作業に約1時間半。そういうこともあるのか、超零細農家で堆肥を使っているところは少ないようです。

 ちなみに、作業途中から雨に降られ、体中豚ぷんの匂いがプンプン。さすがにこれはたまらんわと、近くにある温泉にゆっくり浸かったのでありました。

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畑の排水

 平坦なように見えても、雨が降ると必ず畑のどこかに水溜りができるのは、微妙な高低差があるからです。

 そこで、畑の周囲に溝を掘ったり(白ネギの管理機(通称畝上げ機)を使います)、場合によっては、鍬とスコップでえっちらおっちら土を取り除いたりして、排水対策を講じています。

 今日などは、川につながっている配水管の中が土砂で詰まっているため、、掘り返し、管の中の土砂を取り除いてまた埋め戻すという迂遠な作業をやっておりました。

 栽培のことばかり考えているとついつい忘れがちになるのですが、畑のメンテナンスも大切ですね。

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久しぶりにネギ畑の草とり

 夏場ほどではないにせよ、比較的暖地に位置することもあってか、ちょっと目を離すと雑草が頭をもたげてきます。

 ここ半月ほど、定植を控えての圃場整備に比重がかかり、現在生育中のネギはついつい後回しになってしまっている鬼の居ぬ間に雑草はしっかり畑を席巻していたのでありました。

 畑全部の草とりとなれば根を詰めてやっても一週間はかかりそうな気配。が、そればっかりにかかりきりになるわけにもゆかないので、とりあえずネギの根元の雑草を引っこ抜くことに。それでも今日で二日目。なんとか明日中にはメドがたちそうな気配です。

 草とりって体力勝負じゃないので肉体疲労はさほどではないのですが、辛気臭い作業ではあります。大事な作業なんですけど・・・・・。

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軽トラ購入

 1台ではどうも不便なため、軽トラを新たに購入しました。新たにといってもすでに耐用年数が切れたオンボロ。外見はあちこち錆び付いてもいるのですが、エンジンとタイヤを付け替えてもらったうえに車検代込みで20万円とかなり格安なので二つ返事で買うことにした次第。しかもまだ3万キロしか走っていないので、「まぁ、5年は大丈夫でしょう」と中古車屋さんも太鼓判。

 とりあえず、いまのところは、農道を快走しています。

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フンフンフン!

 ここ数日はウンコまみれの日々・・・。

 来月からいよいよネギの定植をするため、元肥の豚糞をせっせと畑に播いているのですが、鶏糞よりはマシとはいえ(鶏糞はとにかく思いっきりくさいのです)、所詮ウンコはウンコ、播けば播くほどかぐわしい香りが辺りを席巻します。

 ウチは超零細なのでたいした量じゃないんですが(それでも3トンでっせ!)、豪農のなかには、買占めて倉庫にうず高く積み上げている方もいらっしゃるとか・・・。

 ウンコを買い占めるなんて都市住民には信じられないかもしれませんが、積み上げたウンコの高さが農家にとってはステイタスシンボルなのですぞ!

 ・・・・・、てなことをご理解いただいたうえで、農民にプラスになる政策を実現していただきたいものです・・・。

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肥料が高い!

 とにかく肥料の値段が高いので困ります。そりゃあ世界の人口増で食料需要が増えれば当然肥料の需要も増えるわけで、まして肥料の原料の多くを輸入に頼っている日本なんぞはもろに影響を受けるのはあたりまえ。さらに、肥料価格高騰のなか国内生産物の価格はそれに反比例して低迷するのは、これまた安い輸入モノのおかげです。

 でも、「なんぼがんばっても肥料代で足が出る」やら「農業は儲からない仕組みになっている」と嘆いても解決するわけではありません。かといってさほどの知恵も湧いてはこないのですが、とにかく肥料費を抑えることしかありません。

 これは誰しも考えることですが、化成肥料が高騰したので有機肥料に置き換えることも一案。化成肥料が安く手に入った頃は、かさばる有機肥料は敬遠されがちでしたが、現状では手間がかかるとはいえ価格面でややオトクなため、近所の畜産農家は門前市をなしています。僕の場合、一部の畑に石灰窒素を投入する以外元肥はすべて豚糞にしようと、近くの養豚場に3トン注文しています。(ここ数年注文がうなぎのぼりで、できれば半年くらい前から予約してもらっとくほうがありがたいと言われちゃいましたが)

 ちなみに20㌔100円なので3トンで1万5千円也。さらに追肥でも高い複合肥料を避けて単肥(もっともこれも例えば「ようりん」などは、数年前千円を切っていたのがいま2千円を超える高騰ぶりですが)を組み合わせれば、なんとか数千円ほどの経費削減が可能です。

 ともあれこんな調子で生産費圧縮の作業に精出すのもわりかし楽しいものです。

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施肥設計

 11月から師走にかけていよいよ白ネギの定植を予定しているので、ぼちぼちと元肥の準備をと、時間が空くと、あっちこっちのホームセンターを行脚、値段の調査をしています。使う量が多いので50円、100円の差も結構なものになるからです。

 さて、施肥じたいは肥料の三要素と呼ばれる、チッソ、リン酸、カリを元肥と追肥でバランスよく配分することが基本になるようですが、これがモノの本やら、農協の資料なんぞをみてもばらつきが多いのです。例えば白ネギの10アールあたりの元肥、追肥あわせた施肥量にしても、ある資料ではチッソ25キロ、リン酸37.8キロ、カリ25キロとされているのですが、県の農政部が出している施肥土壌改良指導指針という文書では、チッソ、カリは20キロ、リン酸は元肥のみで15キロという具合です。リン酸の施肥量は倍以上の開きがあります。近在の農家では三要素が20キロ袋に8%づつ均等に含まれている化成肥料を使っているケースが多いのですが、これを律儀に使って仮に前者の資料どおりの施肥量にしようとすると費用はばかになりません。

 結局、いろいろ調べた結果、施肥量がもっとも少なめの県の指針に従うことに。ちなみに今回定植するのは50アールなのですが、あっちこっちでちょこちょこと借りているため計4ヶ所に分かれています。そのうち2ヶ所には線虫対策を兼ねて石灰窒素を散布、あとの2ヶ所には豚糞を3t入れる予定です。石灰窒素だと元肥としてはもちろんチッソしかないわけですから、リン酸、カリを投入する必要があります。豚糞の場合は、三要素の含有率に肥効率をかけて大体の量を算出します。さらに必要量を投入する際の費用もはじき出すのです。

 施肥設計は栽培計画の柱であると同時に経営計画の一環なんだなぁと実感しつつ、野良仕事の合間に電卓をたたく今日この頃です。

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本日は稲刈り

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 百姓のメインイベントといえば、やはり田植え、そして稲刈り。

 13アールの小さい田んぼに自給用にちょこっと作っているだけなのですが、米を作っていると根拠はないのですがなにかしら百姓気分が満喫できるのです。

 ちなみに、さほど重労働ではありません。朝は10時頃から始動。まずバインダーで田んぼの端の稲を刈り、コンバインが入れるようにします。あとはコンバインにお任せ。2条刈りの小型なので時間はかかりますが、稲を刈って脱穀もしてくれますからラクチンです。ただし、脱穀後米袋に入れるまではコンバインの仕事ですが、この30キロ袋をライスセンターに運ぶために軽トラに積む作業は人間がやらなければなりません。といってもせいぜい40袋ほどですから、いい運動をしたなという程度ではあります。

 収穫高はだいたい800キロ。石高に直せば5石強です。貧乏足軽か中間奉公の給金くらいでしょうか。

 ともあれ秋晴れのなか、のんびり収穫を楽しんだのでありました。

(注)写真は、ガス欠のためしばし休憩中のコンバイン君。

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麦の種まき

 きょうは早朝から麦の播種。

 11月半ばに白ネギを定植予定の約30アールほどの畑に、先に麦の種をまくのです。約1メートル間隔で麦の種を一列にまき、そこそこ伸びたころにネギをその間に植えるというわけです。要はネギの風除けのためなのですが、1時間ちょいもあれば終わるだろうと思いきや、肝心のネギの定植よりも手間がかかりました。

 というのは、自家製の麦なもので、細かいゴミやら虫やらがけっこう混じっているため、播種機だとうまくゆかず、手播きしたあと、脚で土をかぶせていくという悠長な作業をするはめに・・・。結局半日を費やしたのでした。

 まぁ、誰かに急かされているわけでもないので、どうってこともありませんが。

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