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一本の矢だけのアベノミクス

 終日雨にて本日はお休み。

 大胆な金融政策、財政出動、成長戦略ってわざわざ三本の矢などと仰々しくいわなくても、それを完遂すればいいという点では別にアベノミクスがことさら間違いだとは思いません。というより政策の基本を並べただけなんですから、わざわざそれをアベノミクスなどとご大層に振りかざさずともいいのですけど・・・。

 さて、実態はといえば、日銀任せ。一本の矢じゃ、そりゃあうまくいくはずがありません。日銀としてはもはや持ち駒がそれしかないのですから、マイナス金利の是非を云々するなど野暮というべきでしょう。

 要は、二本め矢、財政出動がピント外れなのです。内需の喚起につながらないまま、次は本丸の成長戦略だなんて空鉄砲もいいところ。(いや、矢でしたね)

 大胆な財政出動の壁になっているのはまず霞が関の省益。一度手に入れた予算は既得権益化し、軌道修正ができない構造を温存したまま、いくら予算を膨らましてもバラまきを拡大するだけです。まさにその構造改革こそ大胆な財政出動の前提条件なのですが、自民党はやっぱり官僚依存、民進党に公務員制度の抜本改革など無理でしょうし、どうも展望はかなり暗そうです。この点に限って言えば、みんなの党、維新の会の主張はそれなりに評価できたのですが、前者は雲散霧消、後者はいつのまにやら安倍内閣の外野応援団みたいになっちゃいました。残念なことです。

 ともあれ視界不良のまま、衆参同日選に向かって、与野党ともに迷走するんだろうなぁ~。

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