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2016年4月

「さくらの木」構想ってのがあったんですね

 本日は晴天なれど、畑のコンディションは回復せず・・・。

 今朝朝刊を読んでると、民進党は参院選での野党統一名簿に不参加との小さな記事。ふうん、そんな動きがあったのかといくつか記事を検索していると、一部の野党、議員のあいだでイタリアの「オリーブの木」にならって「さくらの木」と名付けた野党統一名簿構想があったんだそうですね。それだったらわざわざ民進党なんてこしらえることはなかったのにと思うのですが、民進党の一部議員に参画しようという動きはあったものの、党としては不参加を確認したとのこと。当然というか自然というか・・・・。

 記事によれば、今日8日に会合を開く予定だったそうですが、延期するそうです。小政党が集まって統一名簿で選挙に臨むのも、まったく意味がないわけではありませんが、野党第一党がいなきゃ画竜点睛を欠くことは否めません。

 しっかし、なんで桜が散り始めるころに「さくらの木」なんてネーミングの構想をぶちあげたのか? 参院選の時期を考えれば「ひまわりの花」くらいのほうがよかったのにとは思いますが・・・。

 

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一本の矢だけのアベノミクス

 終日雨にて本日はお休み。

 大胆な金融政策、財政出動、成長戦略ってわざわざ三本の矢などと仰々しくいわなくても、それを完遂すればいいという点では別にアベノミクスがことさら間違いだとは思いません。というより政策の基本を並べただけなんですから、わざわざそれをアベノミクスなどとご大層に振りかざさずともいいのですけど・・・。

 さて、実態はといえば、日銀任せ。一本の矢じゃ、そりゃあうまくいくはずがありません。日銀としてはもはや持ち駒がそれしかないのですから、マイナス金利の是非を云々するなど野暮というべきでしょう。

 要は、二本め矢、財政出動がピント外れなのです。内需の喚起につながらないまま、次は本丸の成長戦略だなんて空鉄砲もいいところ。(いや、矢でしたね)

 大胆な財政出動の壁になっているのはまず霞が関の省益。一度手に入れた予算は既得権益化し、軌道修正ができない構造を温存したまま、いくら予算を膨らましてもバラまきを拡大するだけです。まさにその構造改革こそ大胆な財政出動の前提条件なのですが、自民党はやっぱり官僚依存、民進党に公務員制度の抜本改革など無理でしょうし、どうも展望はかなり暗そうです。この点に限って言えば、みんなの党、維新の会の主張はそれなりに評価できたのですが、前者は雲散霧消、後者はいつのまにやら安倍内閣の外野応援団みたいになっちゃいました。残念なことです。

 ともあれ視界不良のまま、衆参同日選に向かって、与野党ともに迷走するんだろうなぁ~。

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安丸良夫氏死去

 学生時代はずいぶんこの方の著作を読んだものです。もちろん一知半解どころか半知にも至りませんでしたが。

 丸山真男の巨大な知の山脈もまた僕など麓でうろうろしているようなものですが、安丸氏が近世末期の民衆に通底する「通俗道徳」という土俗的な思考に日本近代化のエネルギーを見いだしたことは、丸山が近世の偉い人、例えば荻生徂徠の思想などをを西欧的合理主義で解釈して見せたことに見事なほど対置されていたように感じました。ちなみに両者ともに、おそらくこういうのが日本版プロテスタンティズムの倫理なんだろうなぁ~、ってのが僕の貧相な理解でした。

 安丸氏の著書でもっとも面白く読んだのは、岩波新書の「神々の明治維新」。当初神祇省をこしらえ神道を国教にしようともくろんだ明治新政府は、神仏分離令を発し廃仏毀釈を進めるも、民衆の信仰とのかい離だけが深化、結局挫折する過程を実証的にたどったものです。いま久しぶりの取り出してみると、「1987,10,31」に買ったようです。もう30年近く前のことですね。

 

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