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2014年12月

海音寺潮五郎と司馬遼太郎

 「ペルシャの幻術師」で司馬遼太郎を見いだし、「梟の城」を直木賞に強く推したのが海音寺潮五郎であることは、司馬ファンのあいだでは人口に膾炙していることでしょう。

 ただ司馬作品はほとんどの作品を文庫で入手できる一方、残念ながら海音寺作品はその多くが絶版となっています。

 

 ちなみに双方読み比べてみると、小説巧者という点では、海音寺潮五郎が優れているなと感じることもあります。最近「蒙古来たる」という海音寺作品を読んだのですが、主要な位置に架空の人物や無名の庶人を登場させ、伝奇スペクタクルを展開しながらも、蒙古襲来という史実を鳥瞰できるという、なによりも娯楽小説として面白く読み進めることができました。大河ドラマにも取り上げられ、映画化もされた「天と地と」の場合、伝奇的要素は少ないものの、少年の成長過程が躍動感あふれる物語の中で展開されていきます。

 

 一方、司馬作品を読まれた人は僕と同じような印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、「梟の城」「風神の門」「風の武士」そして最後の小説である「韃靼疾風録」などは、時代背景はテーマに違いはあれど、展開のパターンはほぼ同様です。また、「大盗禅師」や「妖怪」は、途中で物語が事実上破たんしています。海音寺は「妖怪」連載当初かなり評価して、新聞社にこれを大々的に宣伝すべしと手紙を送っているほどですが、結果はその期待には応えられなかったといえます。

 

 べつに司馬作品をけなすつもりなのではありません。僕は「竜馬がゆく」「国盗り物語」「燃えよ剣」の三作は歴史小説の金字塔だと思っていますし・・・。

 要は、海音寺作品がほとんど入手困難になっていることが残念でならないということだけなのです。ほんとおもしろいのになぁ・・・。

 

 

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事前予想どおりの選挙結果

 あんまり気乗りはしなかったけど、国民審査まで棄権するわけにもいかず、暇を見つけて期日前投票に・・・。

 

 結果は各マスコミの予想通りに。次世代の党が壊滅した以外は、各党ともおおむね(生活の党は微妙かな?)面子がたったかっこうですね。

 

 時間がたつのは早いもので、気が付けば僕も政治の現場から離れて10余年。政治のごちゃごちゃしたお話からは当然ながら疎くなりました。が、皮肉なことに、とりわけ就農してからのここ5年、政治を生業にしていた時とは比較にならないほど、政治の動きに関心を持たざるを得ないんですね。妙な話ではありますが・・・。

 

 もっとも制度政策の改廃が、暮らしのすべてにかかわってくるのですから、世の中が多少変化しても生活に直結しない人々もけっこういる一方、そうした方々より政治に翻弄される場面が多いだけに政治の動きに関心を持つのは当然といえばそうでもあるのですが。

 そのくせ、投票にいくのが億劫になるのは矛盾しているようですが、保守かそうでないか(革新という表現は沖縄以外では死語なので)とかいう立場性もさることながら、経済政策、税制、社会保障はじめ具体的な政策課題に、その制度いかんで生活が大きく変わる国民じゃなく、制度がどうあれさほど生活に変化をきたさない国民によって各政党のコアな支持者が構成されていることが、結果として生活実態とかい離した各党の政策の羅列を生み、そうじゃない国民の政治への関心が深まるほどに、政治そのものと自身との溝も深まってしまい、矛盾した思考を生むのでしょうね。

 

 

 

 

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風邪でダウン

 いやはや、寄る年波には勝てないのかしら・・・。

 

 風邪をこじらせぜんそく気味・・・。点滴打ってはや3日。寒波到来なもんで外での農作業はあと2日ほど休むつもり。

 おかげさまでというか、久々の読書三昧の日々。数冊読破。

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警報は解除されたみたいだけれど

 終日の強風は夜になっても収まる気配はなく、やっと先刻暴風警報が解除されたみたい。

 

 明日から急に寒くなるようだし、収穫作業がちと憂鬱。

 

 加えて、白ネギの市場価格が昨年の7割程度なもんで、よけい寒さが身に染みる今日この頃。

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