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わりと面白かったけど・・・「だから日本はズレている」

 平易に書かれた社会評論だから、ひとつひとつに実証を求めるのは野暮でしょう。例えば、60年代70年代、社会意識を掘り下げていた見田宗介だって、難しい言い回しを駆使しているけど実証という点では自身の頭脳でカバーしてたきらいはあるし。

 

 僕の場合、著者古市憲寿氏が定義する「若者」ではもちろんないし、かといって本の中で描かれる「おじさん」にも該当しそうにない、ズレた日本からもズレた存在かもしれません。

 

 社会変革ってのが、いまどきは居心地の良い自身の居場所をつくることとほとんど同義なのかと、少々ため息がでるのがズレからもズレている証かも。もちろん居心地の良さはもっとも大事といっても過言ではないけれど、それで完結しちゃうと「おじさん」「若者」という二分法で語る意味が薄れちゃうんですよね。

 

 世代間の利害の対立(実際に喧嘩をしているってことではなく)が、年金制度に象徴されるように、社会システムによって担保されているという厳然たる事実が、なぜ看過されているのかな? といささか疑問に思った次第。

 

 

 

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