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けったいな・・・、大阪ダブル選

 橋下大阪府知事に共感したことはないのですが、氏に対する低レベルなバッシングには頷けません。氏が主唱する大阪都構想に対して、事実に即してそれが行政の現状をより悪化、つまり府民、市民に今以上に不利益をもたらすという実証的な反論は少なくともマスコミ報道からはうかがうことができません。いっぽう「ハシズム」だの「大阪のカダフィ」などという中傷めいた言葉が、氏の人格とからめてさも真実味があるかのごとくふりまく反橋下とされる方々の「主張」はまるで洪水のよう。だいたい人格が云々などといって相手を批判するのはきわめて卑劣な手法です。この種の言説は10のうちひとつくらい事実があり、あとはすべて批判する側の主観か嘘でかためたものなのです。もっとも卑劣というものが政治に携わるものに要求される資質のひとつというのであれば、高度な政治論と言えなくもないですが・・・。

 さて、大阪都構想を完成させるには法律改正が必要になりますから、府レベル、市レベルで解決できるものではありません。むろん橋下氏もそんなこと百も承知でしょうから、今回の争点は、都構想それじたいよりも、その底流にある、二重行政の排除、行政のスリム化の是否といったものなのでしょう。が、橋下氏やそれを支える維新の会の先鋭化された主張に対して、反橋下陣営は、主張の中身より、政治手法が云々だの、はては個人の人格に問題ありだの非生産的な言辞ばかりが目立ちます。ちなみに政治手法を問題にするなら、談合政治を止揚することとセットで言うべきでしょう。

 ともあれ大阪といえば商いの町。ゼニカネの勘定にはうるさいというのが人口に膾炙しているところ。なのに、府民、市民にとって、こうすればお得、こうなると損といった議論が煮つまらないまま、橋下氏は従来からの主張を声高に叫び、反対陣営はひたすらけしからんと大合唱したまんま選挙に突入するのでしょうか。

 けったいですね。

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