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2010年3月

カボチャの種まき

 昼過ぎまでかかってカボチャの種を約600粒播きました。コスト的には苗を買ってくるのに較べてほんのちょっぴり安いかなという程度なのですが、若干手間がかかるかもしれないですが、やっぱり種から育てるのが愉しいものです。

 種まきのあとは、田んぼの耕うん。作業が終わりに近づいた頃、タイミングよく雨が降り出し、のんびりとした農作業もひと段落。カボチャの水遣りが省力化できた分だけ本日は恵みの雨でありました。

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石だらけの畑

 えらく石が多いなぁと思いつつ放っておいたら、ついに耕耘機の刃が欠けてしまい、これは大変と、泥縄式に定植したばかりのネギ畑の石ころを取ることに。

 その畑は10アール強ほどの広さで、ネギを24列植えのですが、バケツを持って一列ごとに石ころ狩り・・・。お隣の畑の方によれば、基盤整備をやったおかげで地中深く埋まっていた石を掘り返す結果になったそうで、周辺の畑はほぼ同様の状態のようです。

 「全部拾ったらトラック一杯になるよ」とお隣さんの言。ともあれぽかぽか日差しのなかで、あんまし愉快ではない作業にいそしんだのでありました。

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農政の転換には程遠い話

 長年の農政を農水省、自民党、農協の三者が取り仕切ってきたことは衆目の一致するところでしょう。政権交代への期待のなかには、農業を衰退させてきた農政からの転換もなかったわけではありません。

 ちなみに、論者に共通する指摘は、民主党政権の農政は戸別所得補償に象徴されるように、農協を媒介とせず行政が農家と直接向き合うことによって、長年自民党の集票マシーンとして機能してきたとされる農協と農家とを切り離し、自民党の組織基盤を無力化させるという点です。

 おそらく当たらずとも遠からじなのでしょうが、だとすると民主党政権はかなり高いリスクを背負うことになるでしょう。というのは、一般的に農家の農協に対する評価は決して芳しいものではないからです。それゆえ、皮肉なことですが自民党政権への不満への盾としての役割を農協が果たしてしまったのです。農村部は自民党が強いとされますが、現場がお粗末なために、自民党の失政まで云々する、まして政権交代なんぞという天下国家のお話まで考えが及ばない状況が、結果的に自民党を延命させてしまったというのが実相に近いでしょう。

 いっぽう民主党政権は、その意図がどうあれ農家と直接向き合うわけですから、嫌われ役を代行してくれるものはいません。しくじれば直接民主党が怨嗟の的になるのです。自民党の基盤を突き崩すつもりが、逆に総スカンを食らうこともあり得ます。そのことを承知のうえで、自ら高いハードルを課し、農家のための農政を推進するというのなら結構なことなのですが・・・。

 もうひとつ、民主党(というか小沢幹事長)が蛇蝎のように嫌う組織に、土地改良区があります。組織を取り仕切る顔ぶれをみれば、確かに頭の先から足のつま先まで自民党そのものともいえます。ただ、ある農家の方が「農協は勧進みたいなもんだ」(要はあれやこれやと理由をつけては金を出させるという意)と評しておられたのを聞いたことがありますが、土地改良区の場合、賦課金は払うものの、水利という目に見えるキックバックがあるため、シャッポに誰が座っているかなど多くは気に留めていませんし、むしろ「政権が変わって補助が切られたら、負担が増えるかもしれない」という不安すら漂っています。

 農政の転換なんぞというずっとずっと手前のところで、すでに危なっかしさが頭をもたげているようです。

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カボチャ畑の作業

 晴れた日は朝から野良仕事といきたいところですが、こういう日に限って会合があり午前中一杯は身動きが取れず・・・。

 午後からいよいよカボチャの直播栽培にむけた諸作業。数日前に元肥を入れてあったので、まずは耕うん機の登場。そして管理機で畝立てしたのち、マルチを敷き、風に飛ばされぬよう周囲に盛り土をしたところで日没。播種のためにマルチに穴を開ける必要があるのですが、これは明日以降に持ち越し。

 天候やら、野暮用やらで、なかなか予定通りに運ばないのでありました。

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ひっぱりくんをひっぱる機械

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 いまどきほとんど使われていないであろう旧式の機械です。機能といえば、ひっぱりくんを針金で引っ掛けて引っ張るだけの代物。荷台にネギの育苗箱を搭載できるのがあえていえば便利かなというところ。

 「平成7年度地域農業基盤確立農業構造改善事業」(そのむかし悪名高かった?構造改善事業)の産物のようです。ぼちぼち新しい機械を入れて欲しいところですが、コメの戸別所得補償に予算がシフトされちゃってる現状では期待薄でしょうね。

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3連休は農作業

 なんとかかんとかネギの定植を終えれば今度は種まき。連休中は晴天続きで、行楽日和ということは農作業日和でもあるわけで、アクシデントもありましたがとりあえずは予定通りに作業を終え、帳尻はあいました。

 連休明けの今日は終日雨。第2弾の豚プン1トンを引き取り、まずはカボチャの種を直播する5アールほどに200キロ散布。加えて鶏糞30キロ、油粕40キロ。ともあれ雨の中をフン闘したのでありました。天気が回復すれば耕耘機を入れ管理機で畝立てしたのち、マルチを敷きます。4月初旬に播種予定です。

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白ネギ定植で悪戦苦闘

 約20アールに150箱定植予定が、丸一日かかってやっと半分しかできませんでした。

 原因は土が固いこと。例の「ひっぱりくん」を、農協で借りてきた機械の後ろにつけて植えつけたのですが、実際は土がかぶさらずネギの苗を並べたような惨状。仕方なく、耕耘機で2回すきこんだところやっと様になった次第。

 豚プンを入れてすきこみ、石灰窒素、苦土重焼燐を入れてすきこみ、1月足らずの間に都合4回耕耘機を入れる羽目に。おかげさまで生産効率がかなり低下しました。

 できれば干拓地の砂地の畑を買うなり、借りるなりしたいのですが、条件のいいところは手広くやってる農家がすばやくおさえていて零細新規就農者のつけ入る隙などなく、内陸部の畑(これも八方手を尽くして、1年以上放置してあったもの)をなんとか借りたのですが、いわゆる耕作放棄地になるのには相応の理由があるのかな、と納得。

 もっとも、手間がかかるぶん土地への愛着(他人の持ち物ですが)は湧いてきますが・・・。とりあえずそれでよしとすべきだろうと言い聞かせる今日この頃です。

 

 

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自然農法-福岡正信氏の場合

 自然農法、無農薬栽培などといった場合、農家の方のリアクションはおおむね「そんなの無理だ」「それでは生活できない」といったものです。もちろん個人で有機JAS認定を受けた方や、無農薬を実践されている方も、少ないですがいらっしゃらないわけではありません。

 ただ、この種の農法に到達するためには5年10年といったスパンでも短いということでしょう。事実、自然農法の実践者として令名つと高い故福岡正信氏の場合も、自ら名づけた自然農法は、数十年にわたる試行錯誤が生んだ成果といえます。同じことをすべからく農業を営むものにできるわけがありません。というのは一つは誰しも生活がかかっているということ、もう一つは、福岡氏が共感を呼んだのは、多くの著書で述べられている自然と向き合う哲学にあることは言を待ちませんが、それ以前に氏は農業者として相当高い知識、技術水準をお持ちであったことです。それにあやかるなど、草野球の補欠にイチローのバッティングを求めるようなものです。

 さて、福岡氏に「無」と題する著作があります。これは「宗教編」「哲学編」「実践編」の三冊から構成されていますが、世評高い「わら一本の革命」とともによく読まれているようです。ちなみに実際に農業を営む者としては、高尚な宗教、哲学の話はともあれ、それがいかなる実践に裏打ちされているのか興味深いところです。

 そこで「実践編」を読み進めていくと、「麦作には元肥として石灰窒素を10アール当たり80キログラム施せば、除草対策を兼ね便利である」との一文がありました。福岡氏の説く自然農法の要諦は「不耕起」「無肥料」「無農薬」「無除草」のはずなのにです。また、「野菜の種類と耐病虫性」という項では、スイカ、キュウリ、トマト、ナスは「農薬を必要とするもの」と明記されています。氏は「やむをえない場合」に「最小限度の農薬使用」は否定なさっておられないのです。氏の示す「農薬」の多くは有機JASに適合するものなのですが、先に示した石灰窒素は該当しませんし、農薬としてはやむをえない場合に当たるにせよ、無肥料(石灰窒素はその名のとおり窒素肥料でもあります)、無除草に抵触してしまいます。

 だからといって、福岡氏の主張がまやかしだと断じるつもりはありません。おそらく自然「農法」が可能となるまでの試行錯誤の過程でそれこそあらゆる試行があったのでしょうし、自著で化学物質の使用を正直に認められているのですから、それも含めて評価すればいいことだからです。

 そもそも農耕は自然を破壊することで成り立つのですから、「自然農法」とは、それじたいが自然では決してなく、破壊を最小限に抑えるための営為だと割り切ってしまったとき、福岡氏の農法が技術論としていまだ光彩を放っていることに気づかされるのです。

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元肥

 朝から雨でしたが注文していた豚プン1トンを引き取り、午後から晴れ間が見えてきたので早速畑にすじまき。とりあえず20アールに600キロ入れました。残り400キロも近日中に撒く予定。

 豚プンを入れた畑は、ネギ定植の10日ほど前に石灰窒素60キロ、苦土重焼燐20キロを散布して耕耘機で耕します。

 ちなみに豚プンを播いたあとは温泉に浸かるのが定番です。

 

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遅れがちな農作業

 おおまかな予定はたてているものの、天気に左右されるのが農業の宿命。

 昨日は、強風のうえに雪が舞い凍えるような一日。数日来の雨もあいまって、まるで水田のようなネギ畑を眼前にしても打つ手なし。

 うって変わって本日は、ひねもすのたりのたりしそうな春の日和。が、畑には水が残ったまんまで特段の作業はできず、柄杓で水をかき出すことに。このご時世に、のんびりというか前近代的というか、ともあれえっちらおっちら辛気臭い作業にいそしんだのでありました。

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連休分散化

 コブシを振り上げて「ゼッタイハンタイ!」って叫ぶほどでもないですが、政府のエライ人たちの知恵にしてはずいぶん貧相だなぁ~ってのが第一印象の連休分散化案。

 全国を5ブロックに分け、春と秋の2回5連休を創設、ブロックごとに日程をずらして実施すれば、従来の大型連休の混雑解消やら、観光需要拡大、観光地での雇用安定を図ることができるそうなのです。百害あって一利なしなどと酷評するつもりはありませんが、その前にやることがあるんじゃないのとは思いますねぇ。まずやるべきは有給休暇を100%消化できるよう制度を改めるなり、フランスやドイツのように連続休暇取得を制度化することではないでしょうか。

 ちなみに農業を営む者にはお盆もゴールデンウィークももともとさほど関係ありませんが、気になるのは卸売市場の動向です。当然5日間市場ルートでの生鮮品の供給がストップするわけですから、とりわけ都市圏では野菜の品薄ってことが起こりえますし、年末年始のように全国の市場が休むわけではないので、どんな相場変動が起こるのかも気がかりです。例えば、市場が休んでいる地域からそうでない地域の卸売市場に農産物の出荷がシフトされると、一方では品薄となりもう一方では供給過多となって卸値が下落してしまうことも考えられます。となればしわ寄せは生産者がかぶることになります。

 サラリーマンじゃないから関係ないやと見過ごしてしまうと、あとで割を食うはめになるかもしれません。

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ネギ畑が大変

 長雨のため、ついにネギ畑が浸水・・・。借りている畑のなかで一番ちいさな5アールのところなんですが、砂を入れてはあるもののもともと田だったので、水が溜まるとなかなか抜けないのです。

 とりあえず、ネギとネギの間を鍬で掘り返して水が流れるように応急措置はしたものの、明日もまた一日中雨の予報なので、さして気休めにもならない作業でした。

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カボチャの種を買ってきました

 ここんとこ、天気が悪い上に風が強い日が続き、育苗中のネギのトンネルが何度も飛ばされそのつど補修するというイタチごっこの日々。

 さて、今日も雨なもので、午前中は伝票、元帳記入など室内作業にいそしみました。午後からは、昨年借りた7アールの畑に植えるカボチャの種を600粒(品種は「えびす」)と、チンゲンサイ、シュンギクの種を購入。今月半ばに元肥(ネギ用で予約している豚糞に加えて、鶏糞、菜種油粕)を入れて、4月初旬には播種予定です。

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