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朝青龍引退

 身から出たサビということでしょうが、本人としては不本意な形で引退させられたというのが本音なのでしょう。

 土俵態度の悪さは折り紙つきでしたし、本場所中に夜中まで飲み歩き泥酔したうえに暴力沙汰を起こすなんぞ、横綱の「品格」に泥を塗ったと指弾されても確かに反論不能です。そういえば、かつて横綱前田山が、休場中の野球観戦を咎められ引退した例もありますから、朝青龍に対する事実上の処分も決して不当とは言えないでしょう。

 ただ、朝青龍を批判するさいに、例えばテレビのコメンテーターたちが、相撲の「伝統」なるものを口々に振りかざして、まるで「立派な伝統」を朝青龍が一人でぶち壊したかのごとく論じられるのにはいくぶん違和感を覚えます。

 国技を称していても相撲だって格闘技なんですから気の荒い力士もいるでしょう。実際歴史を紐解けば、酒乱の力士なんぞいくらでもいましたし、刃傷沙汰を起こした力士もいました。引退後のことですが角聖双葉山でさえヘンな宗教にはまって警察のお世話になってますし、大横綱大鵬も銃刀法違反で書類送検されたことがあります。また明治大正期にはいわゆる侠客が相撲興行に深く関与していたのも事実です。「伝統」というならこうした側面もふくめて言うべきでしょう。

 朝青龍を「伝統」の破壊者のように断じてしまうより、むしろ彼が相撲の世界におけるある側面(それが良いものとは言いませんが)を表現していたとみるほうが自然だと思うのですが・・・。

 

 

 

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