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2009年11月

ネギ定植完了!

 本日は、羽緑(ネギの品種名です)を64箱定植。そいでもって来年初夏収穫予定の定植は完了しました。

 予定では、5月の連休明けから6月中旬までに収穫、出荷のつもりなのですが、なにせ処女航海ゆえどうなることやら・・・。抽台しにくいと言われている羽緑と春扇(けっこう値がはります)という品種を植えたのですが、実際はやってみないとわかりません。

 ともあれ、ワクワク、ドキドキを大いに満喫(?)する日々がいよいよ本格化、です。

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白ネギの施肥設計

 なにせ初心者ですから、これでいいのかどうか不安なのですが、今回定植する4ヶ所の畑には2つのパターンで元肥を入れました。

パターンA

 豚糞1000キロ。尿素、塩化カリ各2キロ(生育が遅れていた苗に定植後施用)。

パターンB

 石灰窒素60キロ(センチュウ対策として元肥を入れる前に施用)。豚糞400キロ。苦土重焼燐15キロ。

 それぞれ10アール換算ですが、パターンAは約1年放置されていた畑、Bは前の収穫から半年程度経過した畑に施したものです。

 追肥は、複合肥料を使うか、単肥を組み合わせるか、ただいま思案中です。

 一応、窒素、リン酸、カリについてはだいたいの施用量を計算したものの、実際ちゃんと生育するかどうかは蓋を開けてみないとわかりません。

 当分、手探り状態が続きそうです。

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白ネギ定植もいよいよ大詰め

 来年5月以降収穫予定の白ネギ定植も10アールを残すのみ、といっても全体で50アールですから超零細を地でいくささやかさではあります。

 今回はものは試しにと、動力定植機を農協から借りてきたのですが、想像していたのとは大違い。というのは、田植え機のように苗箱をセットすれば順次定植していくものかと思いきや、手動のひっぱりくんを後ろに装着して動力で引っ張るというものなのです。苗箱を20箱載せることができる点が便利ではあるのですが、植え切った苗箱の交換は人力。キャタピラで動くなにやら戦車のような見てくれの荘厳さ(?)のわりに機能はじつにささやかなのでした。所要時間も手動のひっぱりくんでやるのとさほどは違わず、まぁ体力を使わないぶんが一応省力化と言えるのかもしれません。

 ちなみに一日の貸出料が二千円也。返却時にはガソリン満タンという条件つきなので、毎度借りるかどうかは要検討となりそうです。

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連休を連休らしく過ごすと・・・。

 泊まりの来客があったので、連休中は連休したのでありました。

 そして今日は雨。一応気象台のサイトで一週間先の予報までチェックしてだいたいの作業計画はたてているものの、思いのほか雨が早く降り出したため、作業は順延に。

 連休中にこなしておけばと思っても後の祭り。まぁこんなこともあるわいなと、こんなときはたまった領収証やらを整理して元帳記入に専念です。

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農業政策の地方分権は急ぐべきか

 日本経済新聞の「大機小機」というコラムは、時宜を得たテーマについての端的かつ的確な指摘が多く僕もいつも読んでいるのですが、今朝の「農業政策の地方分権を急げ」と題した一文には首肯しかねます。

 民主党は戸別所得補償の導入を掲げているものの、農水省の来年度概算要求をみてもい農業再生のシナリオは見えないと指摘したうえで、「農業再生はそれ自体が目的であるが、農業再生を通じて地域コミュニティーを活性化することが究極の目的」であり、そのためには地域の個性や実情に合わせた施策が必要であり、そのためにまず農業政策の権限を地方に移すべきだというのです。

 その理由として二つの事例が挙げられています。一つは、「中央政府や県の施策を待つことなく個々の農家や自治体が、場合によっては先進的な農協が中心となって、特色ある農産物を作り、それを加工し、既存の流通ルートに頼らず販路を地域の内外に広げていること」です。その結果、生産農家の手取りが増え、加工、販売などに携わる人々にも恩恵が及んでいるそうです。二つ目は、農業就業者の高齢化が問題になっているが、農業が活性化している地域では、年老いた人々がかろうじて農業を支えているイメージはなく、「年金を受け取りながら生き生きと働いている65歳以上の人たちこそ働き盛りであり、地域の活性化の主役」だという指摘です。

 そして、「こうした地域をどんどん増やすのが農業再生の道」だとされるのです。

 これら指摘がまったく的外れと言うつもりはありません。が、地域での農業活性化が成功している事例をもって農業政策の地方への権限移譲の根拠となるかどうかは飛躍があると言わざるを得ません。というのは、これらは筆者が指摘する「中央省庁からの縦割りの施策」とはかかわりなく成功しているからです。

 むろん僕は、いまのままの縦割り行政がいいと言うつもりはありません。しかし、この筆者は農業の根幹に関わる問題を完全に見落としているのです。それは農地の問題です。長年にわたって農地が減少してきた理由は、政府の怠慢もあるでしょうが、それ以上に地域の実情という名のエゴがまかり通ってきたからです。農地のままなら二束三文なのに、大型ショッピングセンターを誘致すると地価はうなぎのぼりです。土地を売った農家はハッピー、地域住民も近くにショッピングセンターができれば大いに便利です。企業誘致の場合だと、地域の雇用確保なんていうおまけもついてきます。こんな調子でこれまでもさまざまな大義名分に装飾され農地転用が加速していったのに、仮に地域に完全に任せてしまったら、個別利害がますます顕在化するだけで、結果、農地がどんどん失われてしまうでしょう。むしろ画一的に農地をきちんと確保する制度、要は融通が利かない仕組みのほうがよい場合だってあるのです。だいたい農業を再生するんだといいながら耕す農地が減っていくなど笑い話にもなりません。

 また、揚げ足をとるようですが、「年金を受け取りながら生き生きと働いている」というのもひっかかります。農業の高齢化問題は、農業の収入だけでは食えないから年金で補填できる高齢者が主力にならざるを得ないことも背景にあるのです。ちなみにこの問題を解決するには、筆者が批判する「農地集約化」を進めるしかないのです。農家あたりの耕作面積を広げない限り農業専業で生計をたてることはできないからです。効率化も耕作面積が増えれば可能になります。しかし耕作放棄地を所有者から切り離し希望する農家が耕作できるようにするためには、これまた画一的にやらなければ不可能です。

 地方分権は重要な政策課題ですが、かといってそれが万能薬ではないことにも留意すべきでしょう。

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保守・中道・革新?

 野に下った自民党の方々から、「保守の理念の再構築」「真の保守政治の確立」といった趣旨の主張がちらほらなされています。「どうぞ、ご随意に」なさればいいことですが、いまや民主党政権と対峙する勢力はこれまた自民党しかないわけですから、興味深いところではあります。

 ・・・が、それが「保守の理念」を研ぎ澄ますことなのかは、???というほかありません。だいたい55年体制が40年近く続いたのは、党是はどうあれ、実際にはなまくら四つの自民党と、政権をとる気などさらさらない社会党が実に仲良くしてきたからです。ちなみにその源たる「国対政治」の否定こそ、細川政権成立の意義といっても過言ではないでしょう。(その後はともかく・・・)

 要は、保守の理念なるものなんて、歴史上自民党という政党が少なくとも組織として真剣に考えたことなどないのです。逆説的に言えば、だからこそ国民政党として成り立ちえたのですから。

 どうも自民党の方々はなにか勘違いなされているようです。これまでなんだかんだいって自民党が支持を得てきたのは、国家予算を国民へ還元するラインを網の目のように作り上げたからにほかなりません。が、それが圧力団体・組織というフィルターを通してだったかがめに、かかるルートで還元の恩恵に浴する国民が少数派になっていることへの対応が後手にまわったことが下野の最大要因だということをなぜ冷静にとらえないのか摩訶不思議というほかありません。

 もし、自民党が再び民主党にとって代わろうとするならば、まず、これまで自民党を自民党たらしめていた政治秩序じたいを自民党自身の手で否定することでしょう。というのは、民主党政権の姿勢は、全般的には、これまで自民党が握ってきたいわゆる「集票マシーン」を奪うことにかなり比重がかかっており、当然政策展開もその点に規定づけられているからです。だからこそ、いまのうちに自民党自身が脱皮して国民一人一人と直接向き合う姿勢を明示的にすれば、かつての自民党的政治文化を現実には継承する民主党との差別化ができるはずなのです。

 むろんそれは「保守理念」云々などではありません。(こうした試みは、すでに伝承者が失われた芸能を、古文書をひっくり返してかつての作法どおり復活させるという文化事業としての意義は大きいでしょうが、現在進行形の課題とはそもそも重なり合わないものです)

 先日の衆議院予算委員会での自民党質問者の水準が高かっただけに、なおさら「保守・中道・革新」などという死語にとらわれず、いかに国民と直接向き合うかという点にこだわる転換にこそ目的意識的であるべきだと思ったのでした。

 さして期待しているわけでもありませんが・・・。

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開墾パート2

 今度あらたに借り受けることになった畑は、1年以上雑草が生い茂っていたのですが、前に借りていた方がトラクターで鋤いてくださったので、手間いらずでした。

 が、畑の一辺約30メートルほどU字溝が完全に埋まっていたので、スコップと鍬でえっちらおっちら土をかき出すことに。深いところでは1メートルほど埋まっているところもあり、結構重労働。休み休みしながら半日がかりで溝の掘削を完了。

 まぁ今日はえらく寒かったので、ちょうどいい運動になりました。

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豚ぷん散布

 近所の養豚場で1トン積み込むとそのまま畑へ直行、バケツと一輪車でえっちらおっちら豚ぷん散布開始。それと軌を一にするように、後ろに連結した台車に堆肥を満載(牛ふんか豚ぷんか鶏ふんのどれか)したトラクターがわが畑横を軽快に走り去ってゆきました。

 トラクターは、後ろのパーツを付け替えることができるので用途は多様なんですが、先の場合、台車に噴霧器がついていて堆肥を散布する仕組みになっています。これだと1トン撒くのに5分くらいで済んじゃいます。一方、一輪車&バケツ組は同じ作業に約1時間半。そういうこともあるのか、超零細農家で堆肥を使っているところは少ないようです。

 ちなみに、作業途中から雨に降られ、体中豚ぷんの匂いがプンプン。さすがにこれはたまらんわと、近くにある温泉にゆっくり浸かったのでありました。

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サツマイモの収穫

 蔓が余ったので、ネギ畑の周囲の畔にサツマイモを植えてみたところ、できることできること。

 植えただけであとはほったらかしの完全無農薬粗放栽培、というか、それを栽培というのかどうかはともかくも、なかなかよく太ったうまそうなサツマイモが続々と発掘されたのでありました。

 自給用を少し残して、大半は青果市場に出荷する予定です。

 

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はっきり言ってくだらない戸別所得補償

 事業仕分けのニュースに隠れてしまっている感が否めませんが、民主党マニフェストの目玉のひとつだった農家への戸別所得補償の概要が明らかになりました。

 ちなみに中身は、「くだらない」の一言に尽きます。

 あくまで試験的なものにせよ、「所得補償」と銘うって5600億余もの概算要求をしているわけですから、少なくとも農家の生活向上を通じて農業の再生に資することが説明されなければならないはずです。

 しかし、農水省の配布資料や大臣会見の中身などをみても、そもそもの政策目的がどこにあるのかすら不明瞭といわざるを得ません。

 所得政策それじたい必要なことはいうまでもありません。しかし大臣会見では、「実際には、より多くの方たちに参加していただけるのではないかというふうに思ってまして、180万プラスアルファということで、今まで、いろいろな共済に入ってない方たちも含めて、ちゃんとした手続きを取れば、新たに入ることはできるということで、かなり多くの参加が見込まれるんじゃないかということで、そういうふうな仕組みを作ったつもりです」などと、要は、できりだけたくさんの農家にお金をあげるよ、という点を強調しているだけなのです。

 ちなみに農家の分類には、主業農家、専業・兼業農家、販売農家などさまざまな定義がありますが(その詳細はここでは省きますが)、農業で生計を立てている農家が全国に180万も存在はしないという事実だけははっきりさせておかなければなりません。農水省のデータからすればおおよそ30万前後でしょう。じゃあ残りの150万の農家は農業一本でやりたいけれどそれが無理なので仕方なく他の仕事をしているのでしょうか? 決してそうではありません。別に安定収入を得ながら農家の側面を持っているとか、安定収入を持っている家族(例えば公務員や会社員の息子)と同居しながら年金をもらいつつ耕作している高齢者といった例はかなりの数にのぼるはずです。

 これらすべてに「所得を補償」するっていったいどういう意味があるんでしょうか。というよりこれを「所得補償」と呼ぶべきなのでしょうか?

 農業で生計をたてている、もしくはたてようとする農家にピントを合わせてこそ本来の所得補償であるはずです。例えば、有機農業など環境保全型農業と呼ばれるものは、有機生産物じたい市場価格が形成されていないことや、慣行栽培に較べて労働時間が増える一方で収量減になるというハンディがありますから、米に限らず環境保全型農業に対して直接所得を補償するというのもひとつです。もっとも所得補償にこだわらず補助金でも構いません。

 が、補助金はバラマキでだめだが所得補償はそうではないといったまったく本質的ではないところで金の出し方の良し悪しが論じられているのは実に嘆かわしいことです。肝心なのは支出した金に見合った効果があるのかどうかであって、財政支出のやり方の問題ではないのです。

 ただ、こんな調子で政府の所得補償に疑問を抱くことじたいくだらないことなのかもしれないと、ふと思うのです。というのは、要するところ自民党政権時より民主党政権のほうが気前がいいということさえアピールできればいいというのが、今回の所得補償の要諦だと理解すればなんの不審もないからです。これまでの農政が農業をひたすら衰退させてきたという批判のうえにたって新政権は農業再生に目的意識的なんだと期待することに何の根拠もないのですから。

 ともあれ、農業の衰退どころか滅亡を加速させるのではという不安が杞憂に終わり、せめて「よりまし」の水準はクリアして欲しいものだとささやかに願いつつ、農政全般の展開をとりあえずは見守ってゆきたいと思います。

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ネギの定植はひっぱりくんが大活躍

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 ネギの移植栽培のやり方はいくつかありますが、苗箱で育苗したものを畑に移植する場合、写真にある「ひっぱりくん」という機具がなかなかのすぐれもの。

 この場合、苗箱には、チェーンポットもしくはペーパーポットと呼ばれる、蜂の巣のような穴が264個ある紙製の仕切りみたいなものを苗箱にはめこんで、その穴に培養土と種を入れ育苗します。

 そしていよいよ定植するとなるとひっぱりくんの出番。台の上に苗箱をセットして、チェーンポットの先端にある苗を割り箸かなんかで引っ張ると、箱に収まっていた苗が一列縦隊に伸びていきます。そして割り箸を地中に固定し人力でひっぱりくんを後ろに引っ張っていくと、一列にネギが植わっていくというわけです。

 これまでは、畑に播種し苗が大きくなったところでいったん抜いて、移植機で定植するやり方が多かったようですが、定植の準備に手間がかかるうえに、動力機械で定植するわりに時間もかかるため、時間短縮が確実にできる人力のひっぱりくんが結構引く手あまた、ひっぱりだこなのです。ただ規模の大きい農家だと動力式のひっぱりくんを使ったり、苗をセルトレイで育て、トレイのまんまセットするだけで自動的に定植する最新鋭の移植機を導入しているところも増えています。

 ともあれ、ひっぱりくんのおかげで定植作業は、(しくじりを重ねつつも)まぁ、とりあえずは一応順調というところです。

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白ネギ定植

 昨日、育苗していたネギを30箱定植したのですが、失敗も・・・。

 今回と次回で計60箱を10アールの畑に定植するのですが、苗が足りないことに気づいた次第。簡単な話で60箱では少ないということです。畑の長さは80メートル強。そこに13列ネギを植えることにしたのですが、それだと80×13=1040メートルになります。ちなみに1箱で約14メートル定植できるので14×60=840メートル。200メートル分ほど足りないというわけ。10アールあたり70箱が平均だと聞いてはいたのですが、目分量でだいたい60でよかろうと判断したのが、やはりまずかったようです。

 もっとも、種が余っているので、残りを直播にしてもいいし、全体で300箱以上育苗しているので調整は可能なのですが、ともあれ自身の大雑把さを反省・・・、です。

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ネギ畑で風に吹かれて

 先日の台風のときよりも風が強く、しかも寒い一日でしたが、強風にあおられながらネギの土寄せにいそしみました。

 なにせ、干拓地ですから風が吹けばまるで砂漠のよう。そのなかでせっせと一列に並んだネギの畝を上げていくのです。すると地中に埋まったネギの白い部分が伸びるというわけ。冬ネギはこの白い部分が30センチないと商品として認められません(ちなみに夏ネギは25センチ)。なので、収穫時期が近づいてくると土寄せ(畝上げとも呼んでいますが)をこまめにやるのです。

 この作業には管理機を使います(畝上げ機と呼び習わしています。耕耘機を小さくしたような外見です)。機械のツメを回転させ両側に土を飛ばしネギを土で覆っていくのですが、覆いすぎると生育が悪くなりますから、根元の少し上くらいまで土が被るようにします。といっても実際に見てみないとイメージがわかないかもしれませんね・・・。

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