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わけのわからない福田首相

 「正直言ってわけがわからないんです。対話できるならしたいが、お答えがないのが現状です」とは、福田首相のお言葉。

 道路特定財源の修正協議が進まないことにずいぶんとあせっておられる様子は窺い知れますが、わけがわからないのは福田さんの方でしょって感じではありますね。

 与党の修正案は確かに一般財源化に向けて見直すといいつつ、とりあえず今年度は暫定税率を維持して、来年度の税制改正に先送りするというものですから、そりゃあ民主党が呑めるわけもないでしょう。もっともこの辺りは、政策論と国対政治のテクニックが交錯していてわかりにくいところはあります。

 要は、年度末までにしょりしなきゃならない租税特別措置は暫定税率だけではなく、残り7つの措置は与党はもちろん民主党も賛成なんです。だから対決モノだけ民主党は分離して法案を用意したわけです。ここで与党が分離処理に応じていれば、混乱はしたでしょうが、肝心の暫定税率の分を衆議院で再可決をすれば、与党側は一応乗り切ることができるはずだったのです。

 もっとも、いわゆる「みなし否決」の期日は4月末ですから、その頃には再可決するでしょう。が、となれば参院で首相の問責決議案が可決されることになるのは必定。

 ここから先は不透明ですが、まず解散総選挙はありえません。とすれば、開き直った福田さんが首相の座に居座り続けるか、四面楚歌で総辞職かのいずれかになるんでしょう。

 いずれにせよ、政局の混乱は避けられませんが、その際、自民はダメだが民主にも任せられないという国民世論が持続しているのであれば、新たな枠組みを求めた政界再編の可能性も出てきます。政治の閉塞状況を作り出している責任は与党だけでなく民主党にもあるのですから、双方を乗り越えようとする新たな枠組みが意外と早く登場するかもしれません。

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