« パッチギ! | トップページ | 慙愧にたえない? »

大河ドラマ

 山本周五郎「樅の木は残った」、司馬遼太郎「国盗り物語」「花神」といえば、いまでも文庫本で結構売れている作品群ですが、この三作ともにNHK大河ドラマに取り上げられています。ここんとこ、これらビデオをレンタルしてきて画面にかじりついていたのです。

 「樅の木は・・・」は、まったく記憶にないのですが、「国盗り・・・」は、当時小学2年の僕に鮮烈な印象を残しました。跡付けをすれば、おそらくは「生の躍動感」に圧倒され打ち震えたとでも言うべきなのでしょうか。再見してみて気づいたのですが、いくつかのシーンが30数年を経た僕の脳裏にほぼ正確に焼き付いていたのです。「花神」はやや年がくだって小学5年ですから、記憶という点では「国盗り・・・」の比ではありませんが、やはり登場人物のエネルギーに引き込まれた辺りは共通しているようです。

 斉藤道三、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎などなどこれらドラマに登場する歴史上の人物に対する史実としての彼らの事跡への評価云々ではなく、まして各々の人間性やら、生き方やらなどというものですらなく、ただひたすら彼らの挙措動作(むろんフィクションですが)ひとつひとつに理由もわからぬまま惹き込まれるなどという単純すぎる感動を手にすることが可能だった少年の頃を、おっさんは羨ましく思うのでありました。

|

« パッチギ! | トップページ | 慙愧にたえない? »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/123649/15194735

この記事へのトラックバック一覧です: 大河ドラマ:

« パッチギ! | トップページ | 慙愧にたえない? »